外来受診
Outpatient

診療科

内科

内科外来では一般内科と専門外来として内分泌代謝内科、消化器内科、循環器内科があります。日常の体調不良や健康への不安など、ご相談は一般内科にご予約ください。コレステロール、中性脂肪が高い、血圧が高い、内視鏡検査での異常など健診にて指摘を受けられた方は直接専門外来にご予約いただくことも可能です。迷われる場合は受付にてご相談ください。

 


内分泌代謝・腎臓内科・循環器内科

当院では内科の専門外来を設置して、互いに連携しながら診断と治療を行っております。
血液検査でコレステロール値、中性脂肪値、血糖値、尿酸値などが高い場合は、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症といった病気が疑われます。これらの病気は生活習慣病と言われ、基本的には食事や運動など日常生活を見直しながら治療を行っていく必要があります。最初は症状が出ないことが通常ですが、そのまま放置しないでください。
また健診時の尿検査で血尿、タンパク尿が指摘される場合もあります。こちらもさまざまな原因で起こってきますが、腎臓が原因の可能性もあります。
血圧が高い場合は血圧のみの異常の場合と脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が原因となっている場合とがあり、それぞれに適した治療方法があります。高血圧は放置すると、いつのまにか血管や心臓への障害が進んでしまいます。
以上のようにこれらの病気はそれぞれが単独ではなく、絡み合いながら進行します。明らかな症状が出てからでは遅いので早めに受診してください。

 


消化器内科

お腹が痛い、胃が重い、胸焼けがする、下痢・便秘など消化器に係わる病気は数多くあり、症状も多彩です。当院では必要に応じて内視鏡検査を行うことができますのでご利用ください。また消化管はがんの発生が多い臓器ですので、症状がなくても定期的に検査することが重要です。検診も随時受診可能ですので、受付にてご相談ください。

 


脳神経内科

頭痛、めまいやふらつき、手足の脱力やしびれ、ふるえやけいれん、物忘れ、ことばのもつれなどは脳神経内科の対象となる症状です。代表的な病気としては、脳卒中、認知症、片頭痛、てんかん、パーキンソン病などが挙げられます。
脳卒中は一度発症してしまうと、半身不随や言語障害などの後遺症が残り、寝たきりにもなりかねない怖い病気です。認知症は発症して病状が進行してしまうと有効な治療法がないのが現状です。脳卒中や認知症は発症を未然に防ぐ予防がなにより大切です。頭痛やめまいはありふれた症状ですが、重大な脳の病気が潜んでいる場合もあります。
最近ではMRI検査など脳を詳しく調べる医療機器が発達してきていますが、病気の診断や治療・予防は画像検査だけでは不可能であり、専門医による診察が欠かせません。少しでも気になるところがあれば、ぜひご相談ください。

 


整形外科

肩こり、腰痛、膝痛など様々な痛みに対応しております。最新の理学療法機器を使った治療や牽引療法も行っておりますので、痛み症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

 


婦人科

生理痛、月経周期の乱れ、不正出血など女性特有の症状や病気はもちろんのこと、ホルモンバランスの乱れ、更年期障害、骨粗鬆症など女性に係わるあらゆる病気に対応しております。
また子宮頸がんは20歳代でも発生するがんですから定期検診は欠かせません。子宮頚部細胞診、子宮・卵巣超音波検査など血液検査や乳腺検査と組み合わせた検診コースもご用意しておりますので、ご相談ください。
乳腺検診ではマンモグラフィーと超音波診断装置のどちらの検査も受けられますので、ご相談ください。
また院内には女性専用区画を設けておりますので、ゆったりとした環境で安心して受診していただけます。

 


物忘れ外来(保険診療可)

最近単語や人の名前が出てこなくなった、忘れ物、なくし物、探し物が多くなった、などと感じたことはありませんか。
年齢が進むと誰しも記憶力の衰えは起こるものですが、老化による記憶力の低下だと思っていたら、実は認知症の初期症状ということがあります。認知症、特にアルツハイマー型認知症では病気の進行により徐々に記憶が失われ、家族の顔がわからなくなったり、日常生活に係わる動作も忘れてしまったりするという恐ろしい病気です。脳梗塞、脳出血なども認知症の原因となります。
近年の認知症に関連する医学研究の進歩により、認知症の原因が明らかになりつつあり、今まで病気の進行をわずかに遅らせるだけであった治療薬も、早期であれば認知症を改善できる薬剤が開発される段階まできています。
当院ではこのたび「物忘れ外来」を開設致しました。この外来では専門医により治療が必要な早期の認知症を診断し、治療を行うことはもちろん、老化現象としての物忘れも必要に応じて食事や運動といった日常生活指導も含め可能な手段で改善を目指します。
少しでも記憶力の低下が気になる方は一度受診してみては如何でしょうか。

 


ワクチン外来(自費)

新型コロナウイルスの世界的流行により改めてウイルス感染症の恐ろしさを実感している方も多いのではないかと思います。ワクチンで防げる感染症はVPD(Vaccine Preventable Diseases)といって数多くあります。ほとんどの方は乳幼児期に何種類ものワクチン接種を受けていると思いますが、いつ何のワクチンを接種したか知らない方が多いのではないでしょうか。また中には家庭の事情などで接種しなくてはいけないワクチンを受けていないかもしれません。しかも加齢によりワクチンの効果は弱まっていきます。自分の免疫がどうなっているのか知っておくことは自分を守るためには最低限必要な情報です。
この外来では各種の感染症について抗体検査を行い、抗体価の低い感染症についてはワクチンを追加接種するというものです。VPDは大人になって感染すると重症化するものがあります。自分は大丈夫でも他の人に感染させてしまい、その人が重症化してしまうかも知れません。これを機会にまずは抗体検査を受けてみましょう。

 


漢方外来(保険診療可)

漢方と効くとどんなイメージをお持ちですか?長く服用してゆっくり効いてくるという印象でしょうか。体質改善のために飲むという方もいらっしゃるかもしれませんね。漢方薬のなかには内服して分単位で効いてくるような即効性のあるものもあります。
漢方の守備範囲はとても広く、冷え・のぼせ、季節の変わり目のだるさ・疲れ、食後の眠気、天気病、こむらがえり、肩こり、むくみ、便秘や下痢、イライラや不安感・・・などなど、 女性だけに限らない症状もあります。普段外来で相談すると「様子を見ましょう」で終わってしまうなんとなくの不調に対しても、効果的なアプローチができます。
同じ症状でも人によって効く処方が違ったり、異なる複数の症状があってもひとつの処方が治してしまうこともあるのが、漢方薬の面白く奥深いところであると思います。
当外来では保険処方できる漢方薬の中から、お困りの症状や体質に合った処方を女性医師が一緒に見つけていきます。ぜひお気軽にご相談ください。
担当医:新井良子

 


頭痛外来

日本人の3人から4人に一人は頭痛持ちだといわれていますが、頭痛も立派な病気であると認識している人は少ないのではないでしょうか?そのため、「頭痛くらいで病院にかかる必要はない」とか、「単なる頭痛だから大丈夫」と軽視したり、市販の頭痛薬だけで済ませたりしている人もたくさんいます。
頭痛で一番多いのは片頭痛ですが、片頭痛は程度が強く頻度が多いと仕事や日常生活に支障をきたしますし、放置して脳梗塞や認知症の原因になってしまうこともあります。
頭痛は脳神経内科を受診する患者さんのもっとも多い症状のひとつです。私も脳神経内科専門医として、これまでに多くの頭痛患者さんを診療してきましたが、中には脳血管の異常や脳腫瘍が見つかる患者さんも少なからずいます。特に初めて起こった急性の頭痛は危険なサインです。慢性の頭痛としては、片頭痛とともに緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)が多くを占めていますが、そのほかにもさまざまなタイプの頭痛があり、それぞれ治療法や予防法が異なります。特に片頭痛には特効薬があり、最近新しい予防薬も登場しています。頭痛がひどくて悩まれている方や、頭痛の原因を心配されている方はぜひ受診してください。
頭痛外来担当医 内山真一郎

 


 

 

外来の流れ

初診の方


受付

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  • 問診票記入



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診察


診察終了


会計


処方箋

 

外来担当医師

診療科目診療時間
整形外科午前内山内山内山 内山
午後内山内山内山
消化器内科午前永江大西大西
午後大西大西
内分泌代謝内科午前板倉板倉板倉
午後板倉
腎臓内科午前深川
*2,4
午後
糖尿病内科午前石井
午後柴崎 
*隔
石井石井
循環器内科午前寳田
*2.4
午後手取屋
*3
脳神経内科
(頭痛外来・物忘れ外来)
午前内山(真)
*1,3
午後
婦人科午前神谷新井神谷新井神谷
午後神谷神谷神谷
漢方外来午前新井新井
午後
乳腺外科午前鈴木
*2.4
午後
*数字 該当週  *隔 隔週